台風被害 氾濫の危機に

日本共産党坂戸市議団 新さかど

17年11月15日

三芳野耕地でも冠水被害

 関東の南岸を10月21日〜23日、29日〜30日にかけて、台風21号と22号が相次いで通過。特に21号は坂戸市にも多大な被害をもたらしました。(写真をクリックすると大きくなります)

消防団の写真:クリックすると大きくなります

 雨量は263.5ミリ(20日〜23日、坂戸・鶴ヶ島消防組合の雨量計)に。坂戸市防災安全課の報告によると、23日早朝に高麗川は氾濫危険水位まで13センチ、越辺川は60センチまで迫りました。

水没した三芳野若葉線の写真:クリックすると大きくなります

 同報告では、坂戸市内の被害は、道路冠水による車両水没で水難救助8件(自力脱出含む)、通行止めは5橋、道路25ヵ所にも及びました。城山橋上流左岸ではがけ崩れ、同右岸では遊歩道陥没。他に床下浸水が1件(東和田)、浄化槽被害5件等も判明しています。

橋まで20cmに迫った大谷川の写真:クリックすると大きくなります  湖と化した県道と水田の写真:クリックすると大きくなります

 坂戸市では10月20日に庁内災害対策連絡会議を開き、台風通過に備えて準備態勢、警戒態勢を引き、現地対応や避難情報発令にあたりました。現地対応では水防団等の協力を得て、770袋の土のう設置にあたりました。

消防車の写真:クリックすると大きくなります  稲わらの写真:クリックすると大きくなります

三芳野地区での被害状況

道路冠水による車両水没の水難救助では
小沼地区・低体温症(救助ボートで救出)
横沼地区・低体温症、(2名自力脱出+2名救出)
道路等の交通止め
八幡橋、市道三芳野若葉線、県道上伊草坂戸線
小沼・横沼・紺屋などの道路
農業用水、大排水路、田んぼに稲わらの集中などの被害

 被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げるとともに、今後の対策についてのご意見をお寄せください。

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