17年11月12日
9月の臨時国会冒頭での乱暴な解散劇を経て、10月22日(日曜日)に総選挙が投開票されました。日本共産党は社民、立憲民主各党や市民との共闘で一定の成果を上げましたが、解散前から9議席減らし12議席に後退する結果に。しかし、立憲民主党の躍進で平和民主勢力全体では陣地を確保。一方、埼玉10区では柿沼はるき候補が急な立候補にも関わらず奮闘しました。野党共闘に逆流が起きた困難な選挙でしたが、この結果について日本共産党坂戸市後援会会長の鷹野朝春氏に寄稿いただきました。(写真をクリックすると大きくなります)
突然の衆議院議員選挙でしたが、日本共産党の躍進を願って奮闘くださいました後援会員の皆様、そして共産党を支持してくださった支持者の皆さんのご協力に厚く御礼申し上げます。
選挙の結果「市民と野党の協力で安倍内閣を倒そう」との立場をぶれることなく一貫して進めてきた日本共産党が議席を減らしたのは誠に残念でしたが、野党の共闘を誠実に守りとおした判断は間違っていなかったし、今後のたたかいに必ず生かされていくことを信じます。
安倍自公政権の5年間の悪政で、暮らしと平和が次々と壊されてきました。そしてついに憲法9条までも変えようとする安倍政権の野望を許さないためには、市民と野党4党との共闘が絶対に必要でした。この共闘組織がフル回転することに大きな脅威を感じていたのが安倍内閣でした。
ところが小池都知事が選挙直前になって立ち上げた「希望の党」に民進党代表になった前原誠司氏が同調し民進党の衆議院議員を丸ごと参加させようと画策。その結果民進党が三つに分割され、野党共闘が危機にさらされました。
日本共産党はこうした困難な状況のなか、市民の皆さんと立憲民主党、社民党とともに共闘する候補者の一本化のために全国67の小選挙区で候補者を下ろす決断をしたことに各界各層の人たちから称賛の声が寄せられています。
目前の結果に一喜一憂せず、将来を展望し誠実に約束を守る日本共産党の姿勢は、必ず国民の支持を得て大きく花開くことを信じましょう。
日本共産党坂戸市後援会長 鷹野朝春
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