被爆者の声、核兵器禁止条約に

日本共産党坂戸市議団 新さかど

17年10月2日

原水爆禁止2017年世界大会報告会

 8月7日〜9日にかけて開かれた「原水爆禁止2017年世界大会」長崎大会に埼玉県代表団の一員として参加しました。原水爆禁止坂戸市協議会(坂戸市原水協)の主催による報告会が9月23日(土曜日)、坂戸駅前集会施設で開催されました。(写真をクリックすると大きくなります)

講演会の写真:クリックすると大きくなります

 埼玉県平和委員会の二橋元長氏を招いての講演会と併せて開催。また、今回の世界大会に代表を送れなかった鶴ヶ島市から大勢が参加されたこともあり、会場は40人程にもなりました。

 私が特に重点を置いて報告したのは、国連軍縮担当上級代表の中満泉さんと長崎市長・田上富久さんの世界大会での挨拶の内容です。二人とも「被爆者の長年に渡る活動が『核兵器禁止条約』の採択につながった」と強調しました。

 また、私が参加した分科会で被爆者の森口正彦氏が「原爆を落とした国よりも、落とされた国の責任は重い」と述べた言葉の重みも報告で触れました。

 報告会終了後に話した方の感想では「恐ろしかった」との声も。プロジェクターで映した原爆資料写真を見てのことかもしれません。

平瀬としひさ議員

「戦争できる国」とは!

 平瀬議員の世界大会参加報告の後に、埼玉県平和委員会の二橋元長氏が「気がついたら戦争できる国に」と題して講演しました。

 二橋氏は、戦争法(安保法制)が成立して何が変わったのか、戦争できる国とは、

  • 戦争するための法律があること
  • 戦争するための軍隊があること
  • 戦争するための人がいること、人を育てる仕組みがあること

だと解明しました。

二橋さんの写真:クリックすると大きくなります

 講演後に参加者から、

  1. 戦争法の成立から自衛隊に入る若者が減っているのは知っていたが、自衛隊の広報誌がアニメなどを使い若者が手に取りやすくなっていることを知り怖くなった。
  2. 自衛官募集が自治体の協力義務になっていること。それが現役高校生を中心に人材を集める仕組みになっていることに驚いた。
  3. 中学校では、武道が必修化になっているが銃剣道(銃剣術を武道化したもの)が導入されようとしていることにゾッとする。

などの感想が寄せられました。

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