片柳区長 ギャンブル施設で申し入れ

　夏祭りや盆踊りが各地域で盛んです。行く先々で「あの件はどうなりましたか」とよく聞かれます。競輪の場外車券発売施設建設問題のことです。事業者の(株式会社)ＮＳＣ（仲介・井上不動産）が片柳地区住民対象に説明会を開いて約８ヵ月が過ぎました。（写真をクリックすると大きくなります）

　「競輪・場外車券販売施設建設の中止を求める会」では、宣伝と署名行動に精力的に取り組んできました。

　６月22日(木曜日)には、第１次分の署名2360筆を石川清坂戸市長に提出し、片柳区長さんへは「申入書」を提出し話し合いをしてきました。

　石川清坂戸市長は「地元の意見を尊重」、片柳区長さんからは「住民が反対するものは認めない」との見解を得ました。

　６月末には、事業者が「サテライト前橋」の視察と、２回目の説明会の案内を回覧。視察参加希望はゼロ、200人以上入場できる勝呂公民館での説明会にはたったの12人と、地元からは完全に見放された形で事業者の計画は失敗しました。

　ここに来て、片柳区長さんたちがＮＳＣに「申し入れ」をするという情報がもたらされました。その内容は、従来の区長さんの「見解」から、ほぼ推測されます。「会」では、この申し入れを注視しつつ、事業者が完全に諦めることを目指して、暑い夏の行動計画を検討しています。

吉岡しげき議員

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