17年7月30日
6月坂戸市議会開会日の5月31日(水曜日)、本会議で「給付型奨学金制度改善を求める意見書提出」に対する審査結果を内田達浩総務文教委員長が報告。討論に移り、採決の結果、賛成少数で請願は不採択となりました。
賛成は日本共産党、社民党、民進党の6票、反対は民政クラブ、さかど新政会、公明党の計13票でした(議長を除く)。
反対討論は民政クラブ、さかど新政会。反対理由は「国会審議では全会一致で法が成立したばかりだ。5年後もしくは5年を待たずに見直す旨の付帯決議もある」「子どもの貧困対策も喫緊の課題。今回の給付型奨学金の対象は高等教育のみ。世代間や同世代での公平性も必要。財源の問題もある」というものです。
これに対し、賛成討論は日本共産党、社民党。「貸付型奨学金利用者数は134万人だが、国の給付対象は1学年2万人。教育の機会均等実現は多くの市民の願いだ。この願いを国会や安倍首相に届けるのが地方自治の本旨ではないか」「従来、付帯決議は有名無実化する場合が多い」と主張しましたが、制度改善を求める市民の願いは、賛成少数で届きませんでした(議長は賛否に加わりません)
○賛成した議員(6人)
●反対した議員(13人)
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