競輪車券売り場中止！署名運動活発に

　片柳に「競輪の場外券発売施設」（サテライト坂戸）を建設する、と事業者からの説明会が行なわれてから４ヵ月になります。事業者は元坂戸市議会議長が経営する不動産業者が仲介者となった「株式会社ＮＳＣ」と称する会社。

　子どもを持つお母さんたちの声を受けて「中止を求める会」がつくられ、石川清市長や上田清司県知事あての「中止を求める署名」運動が展開されています。

　４月14日には、北坂戸駅と若葉駅頭で、横断幕とハンドマイク宣伝と署名行動、16日、23日には、片柳と石井地区での署名用紙の全戸配布と宣伝カーによる行動があり、延べ65人が参加しました。

署名目標達成にご協力を

　初めての駅頭宣伝では、横断幕をのぞき込み「え！ こんなことが起きているの」と驚き、署名に応じていました。「うちのポストにも入っていたわ、私も訪問回収を手伝います」との連絡も。石井地区では「こんな施設が出来ると、宅地の評価が下がるのでは」と心配の声が出ています。

　また、片柳地区の２人一組での署名行動では、短時間に50筆の署名が。「流れは反対が圧倒的」との報告がありました。

改めて問われる事業者責任

　「会」では、事業者責任が問われるとして、次の項目を指摘しています。

1. 説明会を知らせる回覧に「ギャンブル施設」を明記しなかったことに対し、経産省関東経済産業局の職員も、「誠意が問われる」との見解。
2. 市民を代表する議員に「名刺交換を拒否」したこと。
3. 事業者の「株・ＮＳＣ」の登記上の住所には、某不動産のビルがあり、そこの事務員も「そんな会社は知らない」と言っている。事実とすれば、事業者としての根本が問われる。

　「会」では、訪問等で何としても署名目標を達成すると意気込んでいます。市民の皆さんのご協力をお願いします。

競輪・場外車券発売施設建設の中止を求める会会長　不破幸司

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