16年12月4日
坂戸駅近くのイトーヨーカドーが10月16日(日曜日)で閉店しました。以前からの噂が現実となりました。この話があってから市側も、営業の継続を要請していましたが、かないませんでした。坂戸市制発足と同じ40年の営業期間でした。(写真をクリックすると大きくなります)
お年寄りの買い物や、客足の減少などから既存の商店街への影響も心配されます。買い物に来られた方や商店街の方に話を聞きました。
自転車で来られた中年の女性は「残念だけど仕方がないんじゃない。こんな世の中だから。遠くなるけど新しく出来たところに行くわ」。押し車の高齢女性は「困るよ。あの飯盛川のところ(ベルク)まで歩くのはしんどいし。どうするかね」と困った様子。そして、商店街の方は、「そりゃ影響はなくはないよ。だけど、今までもこっちへの人の流れはあんまりなかったからね」と複雑な心境です。
影響は、パート従業員にも及びます。今回の閉店は坂戸店だけでなく、川越店、ザ・プライス東松山店、さらに同蕨店もです。ハローワーク川越には、「離職者等雇用対策連絡調整会議」が設置され、今後の対策を検討するそうです。当然、坂戸市の税収への影響もあります。「あの店は大丈夫なの?」との話も伝わってきます。アベノミクスに怒りを感じながらの取材でした。
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