目が離せない臨時国会

日本共産党坂戸市議団 新さかど

16年11月30日

 7月の参院選後初の臨時国会が始まりましたが、驚きの連続です。

 安倍首相が所信表明演説で自衛隊を称えた際、自民党議員によるスタンディングオべーションという異例の事態が起こりました。ある赤旗読者から、この時の写真と、ヒトラーや北朝鮮の金正恩が称えられる写真3枚が送られてきました。憲法、立憲主義、平和主義を踏みにじり、社会保障大改悪を国民に押し付ける、日本の独裁者と政権党に対する怒りが沸き起こっています。

 10月6日の参院予算委員会で共産党の小池晃書記局長が追及した稲田朋美防衛相、菅義偉官房長官ら安倍内閣の主要閣僚の「白紙領収書」問題も圧巻でした。「これが大臣の『常識』か」(「朝日」8日付社説)、「政治家の非常識に驚く」(「毎日」同)など批判の声が広がっています。まさに自民党の「常識」は、国民の非常識そのもの。通用しません。

 領収書をめぐっては、多くの富山市議が白紙の領収書を偽造して政務活動費を架空請求した不祥事が判明したばかりです。「毎日」の8日付は「パーティーの白紙領収書も、裏金作りなどに悪用される懸念は否定できない」と指摘しています。

 「年金問題」「TPP」「社会保障改悪」等々、目が離せない臨時国会ではないでしょうか。そして、ロシアとの領土問題での「成果」を踏まえての来年1月の解散総選挙説も飛び交っています。民進党は、1月の総選挙を想定して、党大会を3月に延期したという報道もあります。

市民と野党の共闘を

 政権党に絶対に有利な衆議院「小選挙区制」のもとでは、野党と市民が力を合わせる以外に、安倍独裁政治を終わらせることはできません。まさに正念場の闘いとなることは疑う余地もありません。そのことを心に刻んで、闘いの準備を進めていきたいと思います。

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