下水値上げ15.7%も!

日本共産党坂戸市議団 新さかど

16年11月27日

下水道事業運営審議会が答申

 坂戸、鶴ヶ島下水道組合の石川清管理者(坂戸市長)は4月、「下水道使用料について」として、坂戸、鶴ヶ島下水道組合下水道事業運営審議会(吉田勝己会長ら8名の委員)に諮問。審議会は8月10日付で「受益者の負担増大に配慮しつつも、下水道事業の適正な運営のために」増額改定もやむを得ないとして石川管理者に答申しました(審議会の答申(全6ページ)は坂戸、鶴ヶ島下水道組合のホームページに掲載されています)。

値上げ案
使用量 現行 改定案 改定率
基本使用料
800円
800円
10まで
5円
10〜 20まで
105円
128円
21.9%
20〜 50まで
140円
170円
21.4%
50〜100まで
180円
218円
21.1%
100〜300まで
215円
262円
21.1%
300〜500まで
260円
318円
22.3%
500を超える分
300円
318円
(使用料の単位は立方メートル)

 これを受け9月30日(金曜日)に坂戸、鶴ヶ島下水道組合議員全員協議会が開かれ、平均15.7%にものぼる下水道使用料金引き上げの答申内容が示されました。12月20日頃に開催の下水道組合12月定例会に、料金改定(値上げ)の条例として上程される予定であることが明らかになりました。

6年前37%値上げ!また値上げ!

 坂戸、鶴ヶ島の下水道の使用料は2010年度(平成22年度)に約37%の大幅な値上げが行なわれ、現在、埼玉県内55団体中21番めの高さです。答申どおりに値上げされると県内8番目とトップ10入りすることになります。

苦しくなる生活!さらに!

 消費税8%が重くのしかかり、長引く景気の低迷、年金支給額の削減、介護保険税や後期高齢者医療保険料などの社会保障費の負担増で、市民の生活が苦しくなる中での下水道使用料の値上げ答申です。

 日本共産党坂戸市委員会は「坂戸、鶴ヶ島上下水道料金を考える会」の皆さんと一緒に上下水道料金の値下げを求め続けてきましたが、引き続き力を尽くします。皆さんのご協力をお願いします。

これだけ上げる!使用量

下水道使用料比較試算表(2ヵ月分)消費税8%含む
使用量 現行 改定案 値上げ額
10
1,728円
1,782円
54円
20
1,728円
1,819円
91円
30
2,862円
3,218円
356円
40
3,996円
4,600円
604円
50
5,508円
6,436円
928円
100
13,068円
15,616円
2,548円
(使用料の単位は立方メートル)

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