16年11月18日
「私たちの願う学童保育 支援員が長く働き続けるために」をテーマとした「学童保育の会と議員の懇談会」が、10月6日(木曜日)、入西地域交流センターで行なわれました。主催は坂戸市学童保育所保護者会連合会とNPO法人坂戸市学童保育の会。
保護者会連合会会長の菊池幸代さんの挨拶と議員の紹介の後、「坂戸市における学童保育の成り立ちと現状」「支援員の仕事とは」「支援員アンケート結果紹介」の報告があり、「意見交換」と各議員からの感想等を含めた発言がありました。
坂戸市の学童保育所は、1960年代からの運動が実って、1975年(昭和50年)に初めて「はらっぱクラブ」が開所しました。その後人口増にともなって小学校が増え、坂戸市議会が「一学区一学童保育所を」との市民請願を採択し現在に至っています。
学童保育所での支援員(当初は指導員)の果たす役割は極めて重要です。単なる「見守り」ではなく、児童の放課後の生活全般(宿題、遊び、おやつ等々)にわたっており、放課後児童の安全と発達にも大きく貢献しています。
この間、指定管理者制度が導入され、契約期間が3年から5年に延長されたとはいえ、支援員は常に雇用に対する不安を抱えているという状況です。
今回は、児童数に対する支援員数の違いが、現場でどのように影響しているかを動画で映写。支援員のアンケート結果も示され、支援員が安定して確保されることへの貴重な示唆を与えたものと考えます。
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