諦めるのはまだ早い

　日本は戦争を放棄した憲法を持ったのだから、戦争につながるような政策は出されないだろうと迂闊にも思っていた。

　ところがどうだろう。戦争につながるような政策があれよあれよという間に出されてしまったではないか。この状況を見た時、選挙権を持っている国民というのも怖いものではないかと認識した。イギリスを見よ。

　戦後になってようやっと女性も選挙権を持ったというのに、いつの間にかそれも当たり前のようになってしまった。

　「平和」は、それを守ろうとの活動を続けていなければ、守れない。まだ、諦めるのは早い。今こそ、多くの方が「九条の会さかど」の集まりにも関心を持ち、関わることで、この危機を救いたいと思いませんか。

元町　新井竹子

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