16年7月5日
日本の未来を左右する参院選を控えた6月11日(土曜日)、志位和夫委員長を迎えて「日本共産党街頭演説会」が大宮駅西口で開催されました。駅西口の歩道橋の上も下も志位委員長の話を聞きたいと、約9600人もの聴衆であふれ、バス停や歩道は人も通れないほどの参加者で、ものすごい熱気でした。(写真をクリックすると大きくなります)
志位氏はまず、「今回の選挙は日本の命運がかかる選挙」だと指摘。安倍政権による戦争法の強行が市民運動の発展を呼び、野党共闘につながった。全国32の一人区全てで統一候補が実現したのは「うれしい想定外」だと述べました。
志位氏は今回の共闘に安倍首相が危機感を抱き、「民進+共産で経済政策はどうなるのか?」「野党共闘は野合だ」等の攻撃を強めているが、今回の参院選は安保法制を廃止し、立憲主義を取り戻す大義ある闘いだと指摘。アベノミクスによる格差・貧困の是正の闘いでもあり、野党4党で15の政策でも一致していると明快に演説しました。野党共闘の勝利と共に、おくだ智子候補ら9人の比例候補者(ベストナイン)全員と、埼玉では比例代表で70万票を獲得し、その大波で埼玉選挙区伊藤岳候補の必勝をと志位氏は訴えました。
そして、そもそも過去2回の選挙で、アベノミクスで議席を伸ばしておきながら、安倍政権が行なってきたことは、秘密保護法の制定、集団的自衛権の容認、安保法制=戦争法の強行成立だったと指摘。今回の選挙は、民意無視の安倍暴走政治に審判を下す、チェンジの意志を示す選挙だと力を込めました。
最後に志位氏は、共産党の3つの値打ち(1)安倍政権へのブレない抵抗(2)国民の共同を大事にする(3)国民連合政府の政権構想を紹介。参院選で勝利し、国民連合政府への扉を開けよう、衆院でも自公を過半数割れに追い込み、安倍退陣へ持ち込もうと締めくくり、聴衆から溢れんばかりの共感の拍手を浴びました。
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