歴史資料の保存・展示の拡充を!

日本共産党坂戸市議団 新さかど

16年4月22日

16年3月議会市政一般質問

大山しげる議員

 坂戸市には、およそ1万2千年前の旧石器時代から近世にいたるまで多くの遺跡が確認されています。郷土の先人たちが残した遺跡は、歴史や文化を知る上で貴重な文化遺産です。

 「市政施行40周年に」あたり、坂戸市の歴史資料を幅広く保存・展示していくことを提起しました。近代に目を向けると、坂戸市には、旧陸軍飛行場など数多くの戦跡があります。「平和都市宣言」をしている本市にふさわしい戦後71年に当たっての戦跡・戦災の保存・展示を行政として取り組むことを求めました。

 歴史民俗資料館本体の歴史的価値を高め、文化財がより身近かなものとなるよう、既存の資料館の改修等に努めていくこと、戦跡の案内板の設置については検討していくことが答弁されました。

 また、資料館が手狭であるならば、学校跡地の活用も考えられるのではと求めましたが、高さ制限もあり、困難であるとのことでした。

「市民の足」の充実を!

 高齢化が進展する中での市民の日常の交通手段の拡充が必要であります。本市は関東平野の西側の端に位置し、地理的環境としてはどの時代にあっても坂戸は常に交通の要衝ともいえます。

 市内循環バスは、公共交通に恵まれていない地域の住民からの強い要望があり、1996年に運行が開始された市内循環バスは数多くの改善を重ねてきて、市民バス、高齢化社会への対応も含め、「これは便利だ!」と言える、市民の足としての充実を求めるものです。

 東武東上線の一層の利便性の向上については、3月26日に東上線のダイヤ改正がおこなわれ、TJライナーが朝の上りに2本新設されることや日中一時間に6本から8本への増発などがされることが答弁されました。

 さかっちバス・さかっちワゴンの今後の充実策については、鶴ヶ島市のつるバスとの特別乗車証の相互利用が六月から実施するなどの連携が進む見通しが示されました。

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