市長答弁は何処へ?

日本共産党坂戸市議団 新さかど

16年3月20日

 3月議会が始まり、開会日の2月23日に石川清市長の2016年度施政方針が示されました。例年通り「安心して暮らせる、高齢者や社会的弱者にもやさしいまちづくり」を一番に掲げました。

 障害者の福祉タクシー事業、自動車燃料(ガソリン)購入費の助成のほか、障害児を介護する人の自動車改造費を新たに補助すると表明。障害者の補助事業の復活に期待がかかりました。

 しかし2月26日の来年度予算議案の総括質疑でこれらの施策を質疑したところ、福祉タクシー(月4枚から3枚へ)、ガソリン購入費の助成(月60リットルから40リットルへ)のいずれも削減されたまま、復活させない予算案であることが明らかになりました。「弱者にやさしい」とは名ばかりです。

 市には約40億円の貯金と約15億円の教育子ども基金が積み立てられています。なぜ障害者福祉事業を削減したままにするのか、市の根本姿勢が問われます。

 4年前(2012年)の6月及び9月議会で「元にもどす方向で検討してまいります」「前向きに検討していきたい」との市長答弁は何処へ。

あらい文雄議員

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