16年3月14日
坂戸、鶴ヶ島水道企業団議会が2月5日(金曜日)に開催され、2015年度補正予算案や2016年度予算案など5議案が審議されました。
2016年度予算案の質疑では、水を大量に使う豆腐屋やそば屋などの業種の負担軽減のため、用途別の水道料金計算の考えはないかをたずねました。過去には用途別が行なわれた経緯はあるが、現状では予定は無いとの答弁でした。
この予算案では、有価証券は7億円減でゼロとなりますが、現金預金が29億円、未収金も含めれば32億円にのぼる流動資産です。これまで、20億円あれば不慮の事態への備えは足りると答えていました。増大した資産を水道料金の大幅な引き下げに回すべきで、使用水量が少ない利用者の料金負担感は大きいまま。こうした点から予算案に反対しましたが、賛成多数で可決されました。
一般質問では、漏水調査業務や老朽管更新事業を推進する際の財源の問題を取り上げました。この事業で市民の水道料金負担を大きくしないよう、財源確保のため国庫補助を強く要望しました。また、使用水量が少ない利用者の負担軽減について、嵐山町や川越市の例をあげて改善を求めました。
中期経営計画では、水道料金を見直すといいます。使用水量が少ない利用者や社会的弱者に配慮した料金体系を今後とも求めていきます。
坂戸、鶴ヶ島水道企業団議会 大山しげる議員
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