本物の地方自治を学びに！

15年10月３日

　７月25日から27日の３日間、金沢市で開催された自治体学校に参加してきました。

　今年のテーマは「戦後70年、憲法が輝くホンモノの地方自治を学ぶ」。１日目の全体会は「地方自治の危機と再生への道―憲法と沖縄問題から考える―」と題して宮本憲一さんが記念講演。２日目は、テーマごとの分科会に参加し、私は「地方自治と財政のしくみ」に参加しました。

　自治体の政策課題はすべて財政問題でもあり、介護保険、国保、地方創生、公共施設の統合計画、学校の統廃合問題など、どれをとっても財政抜きには問題を把握できないと言ってもよいと思います。

　地方財政のしくみの基本や自治体財政分析の方法について、事例を交えての講義で楽しくわかりやすい内容でした。

　最終日は、世界農業遺産「能登の里山里海」と地域再生と題しての講演。日本全体の里山里海問題として過疎・高齢化をどう改善していくのか、人材育成の取り組みなど興味深い内容でした。自治体をめぐる様々な問題について学びあい意義のある３日間となりました。