国会包囲！勇気・元気

　９月14日(月曜日)午後６時に地下鉄桜田門駅から国会へ向かう。道路には警察車両が大量に並び、参加者は歩道に詰め込まれる。どこからともなく「道路を空けろ！」の声が湧き上がる。主催者が設けた多くのスピーカーによって、どこにいてもメインステージからのアナウンスは聴こえる。

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　参加者の波は警察も押さえられないで、広い道路に人が溢れるように入って行く。警察車両は、道の真ん中に並んで停まって集会を分断する。エンジンをかけたままなので、相当な排ガスが４万を超える群衆の中に放出されっ放しだ。「嫌がらせは警察の現場指揮官の判断でなく官邸だ！」の声が上がる。

　ライトアップされた議事堂が見つめる中で、青年たちの進行で有名無名の区別なく弁士が紹介される。それぞれが、自分の言葉で精いっぱい語る。「アベはやめろ！」のシュプレヒコールは、実に力が入って会場一体となって響き合う。

　極左的な暴力分子も見当たらず、相当の怒りを持ちながらも整然と行動は続く。

　「体の具合の悪い方は遠慮なく救護まで申し出てください。飲料水などもありますのでお飲みください」などの健康への気配りもたいしたものだ。

　三色旗があちこちではためいているので声をかけたら、皆さん「創価学会員」であった。

　多くの勇気をもらって10時前に会場を後にした。

緑町　今野　強