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ヘルメット貸与、部活動でも

あらい文雄議員の市政一般質問

15年7月26日

あらい文雄議員

 石川清市長は昨年9月議会で、「自転車の安全利用に関する条例」を提案、それに伴い通学の中学生のみヘルメット貸与を補正予算で組みました。

 議会審議では部活動などの生徒が対象でない、利用者全員でない不平等などと多くの議員から指摘され、改善検討するとの事で条例化しました、しかし、3月議会の本年度予算で実行されず、部活動の生徒には未貸与の状況が続いています。早期貸与を求め質問し、次のような問題点が明らかになりました。

事故はすべて部活動移動時

  1. 若宮中学校では自転車通学で貸与される生徒以外には、PTA会費から援助し実質的に全生徒に貸与している。
  2. 2015年度の中学生自転車利用の交通事故は、5月末で3件あり、その3件全てが部活動等の移動時の接触事故で、通学時の接触事故はなかった。
  3. 3件の車との接触事故のうち、ヘルメット着用は1件で、残り2件は貸与されていない生徒だったこと。
  4. 部活動参加の生徒の自転車利用割合は約9割で、そのうち自転車利用が高い運動部が約7割もあること。
  5. 新井議員が直接中学校を訪れ聞き取りをした結果「学校としては貸与されていない生徒は自費での購入の為、強くは指導しきれない。

市長の任期は来年5月、まともな答弁拒否

 石川市長の任期は来年5月であとわずかであり、実施時期を明らかにするように求めました。市長の答弁は、中学生全員への貸与を早急に行なっていきたい。小学生も検討する。しかし時期についての答弁はありませんでした。

大川平三郎記念館の建設を

の写真:クリックすると大きくなります

【質問】 大川平三郎は、1860年に川越藩三芳野村(現在の坂戸市横沼)に生まれ、貧しい家計を助けるために13歳で東京に出て叔父の渋沢栄一の書生になり、その後日本の製紙王とまで言われ、たびたび氾濫にみまわれた三芳野耕地の堤防や三芳野小学校建設などに巨額の資金を提供して、地域のために大いなる貢献をしてきた、埼玉県と坂戸市が誇る郷土の偉人です。

市長と大河戸代表写真:クリックすると大きくなります
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 2007年に大川平三郎翁の関係者や子孫方が寄付された土地に大川平三郎記念公園が整備され、8年が経過しました。昨年12月には地元横沼の区長と大川翁保存会の皆さんが顕彰の記念館建設の要望書を提出しています。私たち三芳野の議員も同席しました。

教育長の写真:クリックすると大きくなります
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 大川平三郎記念館の建設について、地元要望に市長としてどう方向性を付けて行くのか。

あらい議員と提出した皆さんの写真:クリックすると大きくなります
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建設時期、慎重に検討

【答弁】 郷土の偉人である大川平三郎翁の功績をより多くの市民に知らせるため、記念館の建設は重要なことと考える。は明確にできないが、財政状況を勘案のうえ、整備場所や複合化等を含め、地元の意向を踏まえ、慎重に検討してまいります。

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