九条の会が10周年のつどい

　九条の会さかどの「10周年のつどい」が６月14日(日曜日)、坂戸駅前集会施設にて行なわれました。参加者は会員を中心として23人でした。

　開会のあいさつに続いて、「奥平康弘先生の志を受けつぐ会」のＤＶＤ視聴。これは、奥平先生(９条の会の呼びかけ人)が１月に亡くなられたことによって行われたものであり、ここでは大江健三郎氏をはじめとして、５人の方が話されました。

　総合すると、「日本国憲法９条を守り続けていくことは、今日特に重要な課題であり今回は負けていられない。絶対に勝たねばならない」ということでした。

　奥平夫人も参加していて、「こういう会には参加し続けることに意義があるのだ」と言っていました。

　次は平和紙芝居。３作品が「あじさいの会」会員により演じられました。どれも拍手。（写真をクリックすると大きくなります）

　意見交換の後は、平和につながる歌の合唱。最後の行事として今回は、９条に加えて憲法前文も読むこととして、朗読テープと合わせて参加者全員が声を揃えて読み上げました。

　読み終えた時、「こんなにきちんと書いてあるのに今の政府はおかしいなあ」と発言する人がいました。

　閉会のあいさつで終了。

　散会の前に次回の宣伝がありました。８月23日(日曜日)は、「従軍慰安婦」問題での講演なので、この坂戸駅前集会施設を100人でいっぱいにしようと、誘いあわせてご参加ください。

九条の会さかど　新井竹子