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戦争立法を許すな!

論戦と世論で阻止しよう

15年6月1日

 自民、公明両党は5月11日、国会内で「戦争立法」に関する与党協議会を開き、全条文について最終合意しました。安倍内閣は両党の党内了承手続きを終えてから臨時閣議で法案を決定した上で、国会提出を狙っています。この「戦争立法」は集団的自衛権の行使を具体化する法案です。

 自衛隊は米国の戦争を「切れ目なく」世界中で支援。従来の制約を取り払い、「戦闘地域」での軍事支援にも踏み込みもうとしています。攻撃されたら「武器を使う」と政府は明言。日本は殺し、殺され「戦争する国」に変質します。憲法9条はどこへ消えたのでしょう。戦後70年の節目に戦争が政治的焦点になる事態は深刻です。

 日本共産党の志位和夫委員長は、この法案には憲法9条を破壊する3つの大問題があると解明しています。

 第1は、アメリカが、世界のどこであれ、アフガン、イラク戦争のような戦争に乗り出したさいに、自衛隊が従来の「戦闘地域」にまで行って軍事支援行うことになること。

 第2は、形式上「停戦合意」しているけれども、戦乱がまだ続いているような地域に自衛隊を派兵して、武器をつかった治安維持活動にとりくめるようにする。ISAF(国際治安支援部隊)などへの危険な参加が起こってくること。

 第3は、日本がどこからも攻撃されていないのに、集団的自衛権を発動して、米国といっしょに海外で戦争をするということ。

 「戦争立法」へ向かう安倍政権の暴走を許さない声を高らかに上げていきましょう。昨年、日本国民は「ノーベル平和賞」にノミネートされました。憲法9条を守り続けていることに対するものです。世界の期待に応えようではありませんか。

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