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憲法記念日に思う

15年5月21日

 戦後70年目の5月3日が近づきました。戦後の日本に憲法が施行された日です。その憲法の9条に「戦争の放棄・戦力および交戦権の否認」が謳われています。

 「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を希求し、武力の行使は永久に放棄して陸海空軍その他の戦力は保持しない」。この大原則を持って戦後の日本を出発したはずでした。

 それが何時の間にか、国内の治安を維持するのに必要な数以上の隊員を保持して中東の戦線やインド洋の海賊退治に出撃し始めました。

 これらの行動は、もちろん米軍の了解の上でのことでしょうが、世界に誇るべき「戦争をしない国」日本が一部の政治家達によって「戦争をする国」に変貌しようとしているのです。

 さて私は、昭和18年12月1日、大学の途中で兵役に就きました。三島の重砲兵連隊です。豊橋・堺・熊本と移動し、20年正月豪州に近いチモール島に向かう途中、台湾海峡で撃沈され高雄に上陸、台南の高射砲部隊に配属されました。2月3日その陣地で被爆、台北の衛戍病院に移されました。入院5ヵ月、退院して竹南の海岸線陣地に配属されましたがそこで終戦。

 こんな体験は、今92歳になる私だけで沢山、今の憲法9条を厳守していこうではありませんか。

九条の会さかど代表 田中一郎


「憲法をくらしに…」は子どものときから

 「憲法を暮らしに生かそう」というスローガンが区役所の入り口にかかっていた。

 小学生だったわたしは、その意味がまったく分からなかった。大人になってこのスローガンを見てはじめて、とてもいい環境で育っていたのだという事を感じた。

 私の生まれ育った東京都中野区区庁舎の玄関には、いまもこのスローガンが掲げられているのだろうか。

 心配な世の流れになってきていると感じるのは、私だけではないはずだ。

八幡町 不破京子


憲法記念日に寄せて(川柳、短歌)

和を以て貴しと為す太子憲法

我が軍に八紘一宇死語蘇る(よみがえる)

憲法記念疑念(ぎねん)育てる独裁者

憲法を変えてどこゆく日本丸

山を見ず猪武者の政府方針

粛々とススメススメといつか来た道

末広町 坂元保臣


民意こそ大切にする政治へと転換すればジュゴンも喜ぶ

安倍首相やっきとなってすすむるに富国強兵 わたしは嫌い

元町 新井竹子


戦犯も首相となれりこの国は孫が引継ぎ九条なくすか

戦前をしらぬ若者多けれど安倍みて知れり軍国の世を

国民の九条まもる一票が党躍進の源泉なるぞ

芦山町 吉岡しげき

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