「見つけよう坂戸」現地見学会に参加して

　少し寒かった２月22日(日曜日)、上吉田の諏訪神社「高麗川筏流しの記」の碑をまず見学。「吉田河岸で西川材を筏に組み、江戸千住まで２日で運んだ。明暦の大火以降江戸で材木は次々売れ、筏のりたちは千住で豪遊したという話が今に伝えられている」とのガイド役の話に当時の様子が目に浮かびました。

（写真をクリックすると大きくなります）

　次は勝呂廃寺跡。同敷地にある「忠魂碑」には第２次世界大戦で村の兵士が100人以上も亡くなったと記され、その数に驚きました。

　今回特別拝観できた「青木の十王堂」。ご本尊は閻魔大王など十王で全部揃っているのは珍しい。閻魔様と聞けば「浄玻璃(じょうはり)の鏡の前に立つまでは隠しておきたい、あのこともこのことも」の言葉を思い出します。

片柳　関田昌宏