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「人口減少社会」と言われますが

15年3月1日

 議員としての相談活動や宣伝行動で担当地域をめぐりますが、最近気がつくこととして空き家が急激に増えています。年数がたっているアパートではかなり空き部屋が目立ちます。

 「少子高齢化社会」の諸問題が語られてきましたが、最近にきて「人口減少社会」という表現が使われるようになりました。

 「人口減少社会」との表現は民間のシンクタンクが、若年女性の減少により少なからずの自治体が消滅の危機にあると発表したところから多用されるようになりました。

 そして1月19日には、文部科学省が60年ぶりに「小中学校統廃合の手引き」の改定を打ち出し、学校の統廃合が促進されようとしています。児童生徒数の減少とともに地域の衰退を促すという悪循環におちいるのではという懸念があります。

 出生率を引き上げようと唱えられていますが、大切なことは国民の暮らしをささえ、人間としての尊厳をまもる社会保障制度の確立が強く求められるのではないでしょうか。国民生活の基盤である社会保障の充実は、家計をあたため、地域に新たな仕事と雇用を生み出し、経済再生にも貢献していくと思います。

大山しげる議員

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