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15年2月6日
九条の会さかど代表委員の田中一郎です。新しい年を迎えて私も92歳になりました。 大学の途中で戦争に参加、野戦重砲兵として豪州のそばまで行くはずが、輸送船の沈没で台湾南部に上陸、台南近郊の高射砲陣地に配属されました。その地で、爆撃を受け、戦死の公報まで出たのですが奇跡的に生き延びました。 そんな体験は私だけでもう沢山、憲法9条を厳守して戦争の無い世界づくりに邁進しましょう。 昨年暮れの総選挙で共産党は、従来の8議席の倍以上の21議席を獲得、沖縄では唯一赤嶺政賢氏が自民を破って、基地反対の狼煙を挙げたではありませんか。膨大な米軍の上陸で完全に蹂躙された沖縄だからこそできた快挙だと思います。 それなのに安倍首相は、米国の言いなりで自衛隊を海外の戦場に駆り立てんばかりの言動が目立ちます。これに対し我々は今後充分に警戒し、監視せねばなりませんネ。 泉町 田中一郎 安心して生活できる法案期待年の瀬の慌しい衆議院選挙の実施は、国民不在の一方的な安倍政権の思惑選挙と誰もが考えたことと思います。共産党は、戦争反対を前面に出して、国民に解りやすく、「民意で動く国会にしよう」を訴えて、安倍政権と対決をした選挙でした。 私は大丈夫かとハラハラしながら見守っていました。安倍政権に矛盾を感じていた国民は多かったと思います。一丸となって選挙に向かう姿勢は説得力があり、共感を拡げて飛躍につながったと思います。安倍首相が「国民の信任を得た」とうそぶく言葉に騙されず、しっかりと本筋を見定めていかなくては、と思いました。 これからが課題の正念場です。集団的自衛権の行使容認、秘密保護法実施へ向かう国づくりが怖いです。議案提案権を得たからには、日本国憲法の平和主義の精神を守り生かし、安心して国民が生活できるような法案提出を期待します。 この選挙を通して強く思ったことは、子どもたちの命、女性の権利等を守る運動をあきらめず、草の根から発揮していくことの大切さです。 柳町 高橋明子 |
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