学校統合に係る市民参加について

鈴木ともゆき議員

　これまで北坂戸中学校跡地の利活用に対する市民参加を求めて質問をしてきましたが、現在進められている北坂戸小学校・泉小学校の統合後の跡地への市民参加を求め質問をしました。

　前例の北坂戸中学校の経緯から考えると、行政側の結論だけが住民側に伝えられ、市民の声に耳を傾けることなく進められた。学校跡地の利活用の検討の前に地域住民への情報発信を進めるべきと求めましたが、「今後は、利活用の検討を進める中で適切な時期に情報を発信する」これまでと変わらない対応をとるとの答弁です。

　北坂戸小学校が廃校の方針だが、都市計画法上の用途制限は、北坂戸小学校も北坂戸中学校と同様の地域であり、庁内委員会が発足すれば結果報告だけとなります。

　学校は、地域にとって象徴的な施設であり、卒業生、土地を提供した地権者、災害時の避難所等、様々な思いや役割のある施設であり、市民、地域住民の意見を聞かず行政のみの判断で方向を決めるべきではなく跡地利用検討委員会発足前に市民の意見要望を聞くべきと再度求めましたが、「跡地に関して、白紙状態であり、検討委員会の設置また、市民の意見の集約についても検討していく」との答弁でした。