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溜め込み56億円!

坂戸、鶴ヶ島水道企業団決算

14年9月9日

 8月8日(金曜日)10時から、坂戸、鶴ヶ島水道企業団議会定例会が開催され、2013年度(平成25年度)水道事業決算など3議案が審議されました。

 2013年度決算を大枠の数字でみると、収益的収入は決算総額30億6760万円、収益的支出は決算総額27億6015万円であり、前年度と比較すると、収益は4707万円の減、支出は447万円の減です。

水道企業団 年度別決算 純利益と現金預金(国債等含む)の推移
年度 純利益 現金預金 国債
1995年 2.1億円 15.9億円
1997年 3.3億円 20.3億円
2003年 5.1億円 34.9億円
2004年 4.8億円 37.9億円
2005年 5.2億円 41.0億円
2006年 4.7億円 42.7億円 国債10億含む
2007年 4.2億円 42.6億円 国債15億含む
2008年 4.7億円 42.4億円 国債17億含む
2009年 4.1億円 47.8億円 国債17億含む
2010年 2.8億円 49.5億円 国債17億含む
2011年 2.0億円 53.7億円 国債17億含む
2012年 2.9億円 54.6億円 国債12億含む
2013年 2.4億円 56.0億円 国債12億含む

 純利益が2億4150万3千円と計上されており、さらにため込みが増え、現金預金(国債含む)や有価証券などを合わせると、56億円に内部留保が膨れたことになります。10年間で約20億円の増加です。2000年の値下げ後、3年間でも約6億円の増加となります。

 溜め込んだ分は水道料金の大幅な引き下げで市民に還元すべきであることを指摘して、大山しげる議員が反対討論を行ないましたが、反対は鶴ヶ島市の高田克彦議員と坂戸市の大山議員の2名のみで、賛成多数(5人)で可決されました。

引き下げを求め質問

 一般質問では、大山議員が、近隣の川越市や東松山市の水道料金と比較すると大きな格差があることを指摘し、その要因について質問、基本料金の軽減をはかり、低所得者層の負担を軽減すべきと求めました。

 水道料金および基本料金ともに、引き下げる考えは無いとの答弁でした。

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