「集団的自衛権」意見書、社民党と提出

14年６月30日

　「集団的自衛権」行使問題で世論が変化していることを実感しているのは、私だけではないと思います。

　１ヵ月ほど前に、「中国などの問題を見てると集団的自衛権は賛成だ」と言っていた方が、最近では、「やはり問題だね。立憲主義って何だか分からなかったけれど、最近分かってきた」「憲法がその時の権力の解釈で勝手に変えられちゃうのはいけない」と真顔で話すのです。

　この方は、「自衛隊は必要だ」との持論の方ですが、赤旗日曜版の見本紙を時々届けていました。自民党元幹事長の古賀誠、加藤紘一両氏の記事も読んでいました。

　憲法９条を変えることは自民党の党是です。その党の元幹事長が、宿敵日本共産党の新聞（しんぶん赤旗日曜版）に「解釈改憲反対」と登場したのです。安倍内閣暴走阻止を日本共産党に託したともとれます。

　５歳と２歳の孫が来て、無心で遊びまわっている姿を見ていると、つくづくこの孫の世代に「戦争する国」を渡してはならないと思います。