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坂戸市の文化活動への願い

14年6月6日

 坂戸市立図書館と鶴ヶ島市立図書館とを比べてみると、随分違う。鶴ヶ島図書館は、図書を利用するというのと併せて、市民の憩いの場ともなっている。館内での飲食も出来る。市民の絵画展ができるスペースもある。

 坂戸市の図書館はどうだろうか。図書の利用については、配慮されているし、新聞・雑誌等の数は充実していて、いいなと思っているが、市民が憩えるかというと、そういう感じがない。鶴ヶ島とか小川町の図書館に学んだ運営を心がけてほしいと思う。

 文化面ではなんとも残念なことをしてしまったと思うのは、「広報さかど」に短歌欄がなくなったということである。広報さかどに作品を寄せることから、短歌創作への興味が広がって創り続けるようになり、生きる力になっていたという話を何度も聞いている。

 短歌に興味のある人は、市民全体の中ではほんのわずかである。しかし、広報で読んでいた人は結構多い。楽しみだったのである。再びの復活を願う。これは多くの市民の願いである。

 文化活動で坂戸市に際立っているのは、「文芸さかど」の発行である。今年は40号の発行を企画している。この発行を積極的にすすめてくださったのは、田中一郎さん。この冊子の発行は、今年で最後になるかも知れないという状況にある。40年間市民により支えてきたのだから、これからは市の運営の中に組み込み、市民とも協力して発行を続けてほしい。

 「文芸さかど」は「文芸おごせ」の誕生のきっかけにもなっていて、おごせは現在10号を発行している。

元町 新井竹子

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