坂障ネットが市長と対話

　坂戸市障害者福祉市民ネットワーク（坂障ネット）が、５月11日(日曜日)午後、坂戸市福祉センターで2014年度総会を開きました。

　総会では三尾靖会長が、今年度発効した障害者権利条約の核心は障害者施策が人権の保障とされたことであり、そのもとで施策の推進、改善に努力し市との協働を推進したいとあいさつ。総会は障害者、関係者が直面しているさまざまな問題に取り組むなど７項目の2014年度事業計画を決めました。

　来賓の石川清坂戸市長は「安心して暮らせるまちづくり」を強調。日本共産党坂戸市議団の鈴木ともゆき議員は「障害者権利条約に反する施策は改善しなければならない」とあいさつしました。

　議案採択のあと、市長らとの対話となり、会員からまちづくりや施設の新・改築等では障害者の意見をよく聞いた上で行なうべきだと、新設の入西地域交流センターのトイレなど具体例を上げての発言が相次ぎました。石川市長は、「作る前に聞くことが大切」と応えました。