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宇都宮さん、がんばれ!

13年2月3日

 医療法人「徳洲会」からの裏献金疑惑で前知事が辞職したことに伴う東京都知事選(1月23日告示、2月9日投開票)に、前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児さん(67歳)が立候補しました。日本共産党は宇都宮さんを推薦し、全力で戦います。


 私は1959年に東京都(区)に入職以来自治体労働運動を通して都政を見てきました。

 1967年に美濃部都政が誕生すると、全国に革新統一が広がり、一時は日本の総人口の半数近くが革新自治体の下で暮らしていました。人口1200万、年間6兆5千億円(現在)の予算規模をもつ東京都政の変革はそれだけの影響力をもっていました。

志井委員長と宇都宮さんの写真 その後の反動攻勢により東京をはじめ次々と革新自治体はなくなり、東京は、とくに石原都知事によってかつての福祉は全国最低水準まで落ち込み、都立病院は半減されました。都営住宅は1件も建ちませんでした。それでも残ったのは都営交通の無料(一部有料)だけです。

 弱者救済に生涯をささげてきた宇都宮けんじさんは、都民の命と暮らしを守り、福祉と教育を充実させるために最もふさわしい人です。都知事選挙の結果は、原発再稼働、憲法改悪へと突き進む安倍政権の暴走を止める最も確かな力になり、全国に勇気と希望を与えます。私もがんばります。

千代田 小林匡志

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