トップ 市議団 ニュース 予定 リンク サイトマップ

開戦の日、語り継ぐ

14年1月4日

 12月8日(日曜日)、九条の会さかどが坂戸駅前施設で開催した「戦争を語り継ぐ会」は、秘密保護法案が直前に強行採決され、強い憤りを持ち再び戦争をする国にしないため、戦争体験をしっかり聞き取ろうとする心の音が聞こえるような熱い集会でした。

新井安史さんの写真:クリックすると大きくなります
(写真をクリックすると大きくなります)

 歌人の新井安史さんは「『ああ、坂戸町駅』戦後中学1年生の記憶」の演題で、中学1年の記憶を語ってくれました。8月15日で戦争が終わらず、戦後の学生は戦闘帽・国防色の服・軍隊雑嚢の姿で学校生活。通学の越生線・東上線の乗車の様子を、昔を知らない市民にも分かりやすく伝えてくれました。

内堀ヨシノさんの写真:クリックすると大きくなります
(写真をクリックすると大きくなります)

 所沢在住の内堀ヨシノさんは、戦争に洗脳された恥ずかしい悔しい告白だと「『戦争の中に生きた少女』私も風船爆弾を」と題し、高等女学校時代の風船爆弾作りを語りました。和紙貼り合わせ作業は、気泡ができないよう指先が擦れヒビ・アカギレの作業の辛さと、軍事機密で家族 にも語れない苦しみ。「再び軍国少女を作ることの無いよう」語りを力にという参加者への呼びかけがあり、太平洋戦争開始の日に相応しい戦争反対へのエネルギーをもらえました。

千代田 大久保俊秀

前に戻る

トップ 市議団 ニュース 予定 リンク サイトマップ