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救急体制改善に期待

坂戸・鶴ヶ島消防組合議会

13年12月16日

 坂戸・鶴ヶ島消防組合議会は、11月14日(木曜日)に招集され、2012年度の決算の認定、条例、2013年度補正予算など審議しました。

 当年度の一般会計決算は、歳入24億6802万923円、歳出23億5029万2199円、差引額1億1773万724円で歳入は、前年度対比7.4%の増、歳出は5.1%の増で、差し引いた実質収支は、1億1773万3724円の黒字となっています。

 補正予算では、「埼玉県広域災害・救急医療情報システムへのアクセス用情報機器端末整備補助金」が計上されました。これは司令室、救急車両、病院をタブレット端末で情報を共有化し、たらい回しを回避し、病人の迅速な搬送を進めるためのものです。

 今議会の私の行った質疑の中で、坂戸・鶴ヶ島管内で24年度、搬送に1時間以上かかった件数は120件3%と決して少なくない状況でした。近年では、2014年1月6日、久喜市内の男性が36回の救急搬送受け入れを拒否された後、搬送先の病院で死亡したという事例もあり、救急医療体制の改善に期待がされます。

鈴木ともゆき議員

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