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暴走に政権末期を

難病患者の障害者支援

13年11月12日

 アメリカで「積極的平和主義」をぶち上げ、自分を「軍国主義者と呼びたいなら呼べ」とまで言い切った首相は、戦後初めてであろう。

 オリンピック誘致のための「汚染水完全ブロック」発言とともに、世界中に大きな衝撃を与えたのではないだろうか。

 ところで、NHK朝5時台の解説で、ある評論家が、「外国のメディアは、汚染水漏れの危険性を正確・冷静に報道している。ところが、日本のメディアはオリンピック誘致中心に浮いた報道をしている。批判精神をなくした戦前のメディアのようだ」と言っていた。「その通り」と思った。

 集団的自衛権、消費税増税、TPP等々どれも国民の願いに逆らっている。この暴走は、過程は様々だが、必ず政権崩壊に向かう。それは世界史的教訓である。自民党指導部がさかんに「二度と失敗は許されない」と言うが、彼らの危機感が、おごりと暴走となっているのかも知れない。

 今ほど国民が真実を知ることを求められている時はない。その真実を伝える唯一のメディア「しんぶん赤旗」の果たす役割の大切さをあらためて実感している。

吉岡しげき議員

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