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13年10月20日
坂戸市9月市議会2012年度決算議会は、8月27日から9月25日の30日間にわたり開催されました。2012年度坂戸市一般会計決算や国民健康保険特別会計決算などの議案が提案され、道路改良の請願が1件、地方財源の充実確保を求める意見書が1件提出されました。市政一般質問は12人の議員が行ないました。 2012年度決算の主な特徴2012年度決算での歳入総額は約278億3千万円で、前年度対比で約0.8%の減、歳出総額は約266億5千万円で、前年度対比約1.8%の減となりました。差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は、9億5千万円の黒字、単年度収支では、1億2700万円の黒字となっています。 特徴として、基金を大幅に貯める一方、市債が約2憶6千万円、約9.8%増え、市民要望が増えている中での民生費は1.4%減少させています。 市が自由に使える財政調整基金は前年度に比べ7億8千万円も増えて26億7千万円になりました。 市民要望の一部実現も2012年度は、子育て支援の立場から「医療費の無料化」を中学校卒業まで、市税完納の条件を付けることなく実施しました。また、市内循環バスの利用者数が約14万9千人と過去最高となり、公共交通網が恵まれていない地域住民の貴重な足として大きな役割を果たしています。保育行政では民間ではありますが保育園が増え待機児童解消が行なわれました。 以上、市民の皆さんと日本共産党市議団の努力による市民要望実現の一定の前進がありました。 次の指摘をし、決算には反対「財政健全化計画」のもとで、各種負担金や手数料の値上げ、福祉タクシー券やガソリン購入補助の削減、障害者手帳取得のための診断書費用補助金は廃止されたままとなっています。また、障害者の外出機会を拡大する生活サポート事業に対する市の補助金増額は、障害者団体などからの強い要望にも関わらず実施されていません。 今、「国保税を引き下げて」「下水道料金を引き下げて」「障害者福祉を充実して」という様々な市民要望があります。40億円という過大な基金溜め込み優先ではなく、市民要望実現に使うべきと指摘し反対しました。 国民健康保険特別会計と後期高齢者医療制度国保会計繰り出し金は、法定外繰出し金3億円を一般会計に戻す措置をとりました。「高すぎる国保税」に苦しんでいる市民は多く、国保繰り出し金が当初予算のままであれば、国保税の減額は可能です。市は払いたくても払えないという状態の解消の努力をすべきであると指摘しました。 後期高齢者医療制度は、75歳以上の「高齢者いじめ」の制度です。保険料は改定のたびに引き上げられ、低年金・無年金の高齢者に重い負担になっています。 本市では滞納による制裁は行われていませんが、行政窓口に相談に行けないなど、短期保険証が手元にない高齢者も少なくないことを指摘し、一刻も早い制度廃止を求め反対しました。 請願と意見書の結果四日市場地区の道路拡幅に関する請願や、全国市長会の国に対する「 財源確保」の意見書は全会一致で採択されました。 これからも市民要望実現のため全力をつくします。皆さんのご要望やご意見をお聞かせください。 エアコン設置一歩前進今年も猛暑が続き、エアコンのない坂戸の小中学校は大変でした。共産党議員の度重なる市政一般質問と婦人団体や教育関係者の強い要望活動の結果、補正予算に当初なかったエアコン設置に向けた基本・実施設計予算4220万円が計上されました。詳細は、あらい文雄議員の市政一般質問報告をご覧ください。 |
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