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13年5月22日
北中跡地利用への市民参加を!これまで北坂戸中学校と泉中学校統合の段階から跡地利用は、市民参加でと求めてきました。跡地利用への市民参加を進め、地域住民の理解を得ることは重要です。これまでの学校跡地への市民参加に対する市の姿勢を踏まえ、今後の統廃合への対応も含め質問をしました。 市民無視で進められる計画今後、エコタウン計画に基づき、住宅街・スマート街区となるが具体的なスケジュールについて市は、「北坂戸中学校跡地利用検討委員会での最終報告に向け協議を進め、今後、速やかに市長へ最終報告を行ない、平成25年度には財産処分の手順に入っていけるよう事務を進めていく」と答弁。 確定後の周知が市民参加か?周辺の住民から、学校跡地は残してほしい、有効に使えないかと声があることを指摘し、こうした地域や市民の声に耳を傾けることが市民参加によるまちづくりが進められるのではないかの問いには、「市民参加に関しては、用途廃止した後の普通財産処分であり、条例の対象には該当しないと考えるが、市民参加によるまちづくりの趣旨に鑑み、市としての基本的な方向が確定した段階で周知等を図っていく」と答えました。 これまでの答弁は何?学校跡地は現在、普通財産ではないのだから、市民の意見を聞こうと市が考えれば条例の範囲内でも対象になるのではないかと質問。 市は「教育財産であろうが普通財産であろうが、財務に関する事務であり、市民参加の必要ない」と答弁。これまでの「普通財産だから市民参加条例の対象とならない」という答弁を変更しました。 まちづくりの基本は市民の声に耳を傾けること近隣の嵐山町では、農業用水として使われなくなった沼を企画立案から地域住民が参加し公園づくりが進めていること。嵐山町は、市民参加条例はないが、住民の目線で行政運営されていることを紹介。坂戸市が求められているのは、市民に目を向けた行政運営であり、市民の意見に耳を傾けるべきと、市長の答弁を求めました。 市長は、「自分も近所の意見を聞いた。老人ホームを作ってほしい、災害の時の避難所にしてほしいなどと言われたが、市民のみなさんに聞いてもこれだっていう意見はなかなか無い」「何かするときは地域に事前に説明してくださいと言われたので、私が自ら行って説明する」と答弁。 地域の説明会は?統合後の桜中学校開校説明会(2010年11月)での保護者からの「閉校後の跡地はどう利用されるのか。決定後ではなく、このような利用になりそうだで結構なので事前に教えてほしい」と質問され「地区説明会も必要だと認識している」と回答しています。実施計画はあるのか確認すると、「特に予定は、ございません」と答えました。 今後は小学校の統合?跡地利用検討委員会の中間報告には、平成25年を目途に北坂戸小と泉小の統合(片柳小も状況により含める)、検討内容については、「他の学校の統廃合については、跡地利用検討委員会では、細かく議論はされてない」とあります。 しかし、普通財産でも行政財産でも市民参加の対象とはならず、今後の学校統廃合に限らず(表参照)地域の住環境を変えてしまう土地の売却は、市民の意見は聞かずに進められることになります 市長は、他の議員の質問に対し、「北・泉・片柳小の統合を早急に進める」旨の答弁もしました。市民参加によるまちづくり、これでよいのでしょうか? |
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