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13年4月22日
3月15日(金曜日)、安倍首相はTPP(環太平洋連携協定)への交渉参加を表明しました。 新聞によると「米国ライス連合会」は日本の参加表明を受け、「コメを含め全ての品目を交渉の対象とすべきだ」と見解を発表しました。 今、世界的規模で食料の不足が今後の問題になっていますが、TPPの原則は関税をゼロにすることです。これをやれば海外から安い農産物が大量に輸入されると、日本の農業が打撃を受け、日本の食料自給率(カロリーベース)は現在約30%ですが試算でも13%まで下がり、関連する産業を含めて350万人の雇用が失われると言われています。 埼玉県議会(2011年12月)、坂戸市議会(2011年3月)ともに、「国民的合意をもとに、十分な協議を求める」意見書が採決されています。 自民党も先の総選挙では「聖域なき関税撤廃を前提とするTPP交渉には反対する」としました。国民への公約を踏みにじるものです。 農林水産業・医療・雇用・食の安全を壊し、経済主権をアメリカに売りわたすTPPの実態を明らかにして参加反対の運動を広げて行きましょう。 |
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