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被災地に思いを馳せるコンサート

13年4月7日

 3月10日(日曜日)、突風の吹く荒天の中、坂戸コミセンに330名が集いました。舞台は、震災直後から石巻でボランティアセンターを作り支援を続けている山形の農民の方が、贈って下さったバラ300本で飾られました。

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 ソプラノ独唱の『アヴェ・マリア』の後に、68年前の東京大空襲と東日本大震災犠牲者への黙祷を行ないました。

 リストの『ラ・カンパネラ』ベートーヴェンの『熱情ソナタ』のピアノ独奏が会場を震わせ、復興祈願の獅子舞と太鼓連打ちが心を躍らせました。

 名取市・飯舘村・浪江町の被災者とバラの贈り主から、被災地での訪問演奏への謝辞や復興への心意気が語られ大きな連帯の拍手に包まれました。

 4台のアルパ(インディアンハープ)とケーナ・ピアノ・太鼓・獅子舞い・妻を亡くした辛さを謳った漁師の詩の朗読者総出演による福島・宮城・岩手の被災3県の民謡が高らかに奏でられました。

 そして、被災地へ届けとばかりの『故郷』の大合唱、最後に石川市長の溢れんばかりの被災地支援と主催者への労いの言葉で幕となりました。

 終演後、ワークプラザで行なわれたお茶パーティーでは、4名のお客様を交え70余名が参加、交流しながら被災地への想いを新たにしました。

 日フィルのヴァイオリニストで被災地演奏を続けている松本克巳氏が駆けつけての連帯の演奏もあり、音楽を楽しみつつ、さらに音楽を被災地に届ける活動へのエネルギーをもらいました。

 会場募金とコンサート収益金合わせて約30万円が生み出されました。4月と5月に述べ7日間行なわれる被災3県への訪問演奏経費として使用させていただきます。

愛とヒューマンのコンサート委員会 代表 今野 強

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