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13年1月12日
12月議会で、交通指導員の報酬2,400円を33%以上削減し1,600円とする条例改正を求める議案が提出されました。 日本共産党坂戸市議団は総括質疑で、交通指導員の役割は重要であり、報酬削減に反対の立場で質疑しました。他の会派からも削減幅が大きいことも含め反対の意見が出されました。 指導員の方々からは、各議員に対し「削減は行なわないでほしい」との手紙が送られました。 あらい議員が修正案日本共産党坂戸市議団のあらい文雄議員が提出者となり、修正案(2,000円とする)を提出し、他会派議員と協力し頑張りましたが、総務文教常任委員会では賛成2、反対3で否決されました。
修正案、再否決その後、再度修正案(総務文教常任委員会と同じ内容)が提出され、12月19日議会最終日の本会議で質疑が行われましたが、採決の結果、賛成少数で否決されました。
委員会と本会議の二度にわたり修正案を提出し、削減額を極力抑えるための努力を行ないましたが、市長提案の「2,400円を1,600円に削減する」議案が可決されました。 修正案の提案理由の説明議案第71号「特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件」 6番、新井文雄です。ただいま議題となっております議案第71号「特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件」に対する修正案を提出させていただきましたので、提案理由について説明させて頂きます。 今回執行部から出された議案第71号では、提案理由を「交通指導員の通常勤務に係る報酬額の適正化を図るためということで、当該額を設定したとして、「報酬の額、通常勤務1回につき2,400円を1,600円に改める」として、金額を800円、率にして約33%もの減額の提案が出てきたわけです。 交通指導員については「坂戸市交通指導員の設置及び運営に関する規則」の第1条で、坂戸市における道路交通の安全を保持するために、坂戸市交通指導員を置くというふうにされています。 交通指導員の業務について、市は重要性の認識について。これまでの答弁の中で、「通常の勤務は児童の通学時における安全指導・安全確保にかかわる立哨指導で、車の流れや歩行車、自転車通行者の動きに目を配り、児童が交通事故の被害にあわないよう指導、誘導を行うものということで、交通事故防止策として重要であると認識は示しています。 しかし、今回の削減案については、外部評価委員会で改善提案と言う事を受けて、県内比較の可能な市と町、ここにおける登校時における立哨指導の報酬額の平均額を算出したことのことですが、委員会の中では具体的な数字は出てこなかったわけですが、今までの質疑の中で数字的なことも出てきたと思います。 交通指導員の方からは「子どもたちの安全のためということでいろいろ頑張っているという中での値下げはどうなのかといいうような意見も大分言ってきたところです。 質疑で出されたように、各自治体の取り組みは様々ですので、特色を持っているのかなと言うように思います。たとえば新座市については有給休暇があり、さいたま市や川越市では立哨は10分〜15分間だけれども、金額は相当高いとか、加須市(月給15,000円)やさいたま市(基本給6,000円)、では基本給が別枠で支給されています。 同じ西入間警察署管内の鶴ヶ島市も朝の立哨が3,000円、特別勤務3,000円と言うように多種多様なのが実態、そのようなことが今回の中でわかりました。平均と言いながら、色々合計すると平均より少ない状況です。 以上のような状況を踏まえ、本条例の修正案、交通指導員の1回について1,600円を2,000円に改めるということで修正案を提出しましたので、委員皆様の審議をよろしくお願いします。 |
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