休耕田に今年もコスモス咲きそろう

　10月26日(土)〜27日(日)、「勝呂コスモスまつり」が開催されました。

　昨年から勝呂地域の農家の方々と農協が中心になって実施されていますが、今年で５回目となりました。（写真をクリックすると大きくなります）

　農作業の傍らコスモスの種まきから手入れなど、10月下旬に花が咲きそろうようにするには、気苦労と手間がかかるようです。

　まつり初日は、10時の開会式前に冷たい雨が降り出し、コスモスの鑑賞に訪れる市民も少なく、農産物の販売や、焼きそば、おこわの模擬店も閑散としていましたが、２日目は好天に恵まれ、多くの人が訪れ、にぎわいました。

　開会式で根岸実行委員長は、「米の生産調整で（休耕田に）コスモスを植えているが、生産者の本音は米を作りたい。しかし国策にも逆らえず複雑な気持ちだ」と挨拶しました。とくます議員も市民環境常任委員長として紹介されました。

　毎年300ヘクタール以上（市内の水田面積の３分の１）が生産調整による休耕田となっており、そのうち2.4ヘクタールを国の補助金を受けてコスモス畑にしているものです。

　今年は初日が雨にたたられた影響もありますが、8500人の市民が訪れました。