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09/18
「国民健康保険の条例改正」について総括質疑を行ないました。 先の通常国会で政府と自民・公明等の与党が国民の反対を押し切って、国民に1兆5100億円の負担を押しつける医療保険の大改悪を行ないましたが、そのことによる「条例制定」です。 吉岡しげき議員は質疑で、坂戸市民への影響を質しました。今回の制度改正によって、老人保険制度の対象が5年かけて段階的に引き下げられ、70歳以上の方も医療給付対象となりますが、坂戸市での対象者は、今年8月1日から来年9月までの1年間で639人、被保険者全体の約2%、負担増は、厚生労働省の試算では、年額8千円の増が見込まれる。また、2割負担になる3歳未満の方は、573人で全体の1.8%となることが明らかになりました。 また、国保財政への影響は、70歳以上の方が保険給付の対象になるという厳しい面を認めながら、国民健康保険制度の財政基盤の強化が盛り込まれているので、財政運営にとってある程度の軽減が図れるものと期待していると答弁しました。 吉岡議員は、医療改悪も含めた「社会保障制度改悪」によって、3兆2400億円もの国民負担が強いられ、経済にとっても大きなマイナスになる。医療制度改悪は、受診抑制をひどくし、健康悪化がすすむ。国の法律が決まったからやむを得ないと言っていられない。自治体としても国に対して声をあげていくことが大切であると指摘しました。 |
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