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戦争体験の語り部、紙芝居など多彩な

さかど平和のための戦争展

08/18

SAKADOピースウエーブ代表 金田 保 

 8月8日(木)〜9日(金)に市役所ロビーで開いた「さかど平和のための戦争展」は約200名の市民に鑑賞していただきました。

 「日本はアジアで何をしたか」をメーンテーマに、天頂山、南京の日本軍による虐殺パネルを数枚展示し戦争の非人道性を告発しました。「実際にこの通りだった。もう戦争は絶対に嫌だ」(79才・赤尾在住)。有事立法が大問題になっている状況の中、「戦争と青少年」をサブテーマに「戦時下の子どもたち」「大空に散った青春・特攻の記録」を掲示して問題を提起しました。「私は殺したくも、殺されたくもない。だから戦争には反対。有事法制にも反対」(芦山町の青年)の声が寄せられました。

 今年は新しく、(1)ミニイベント(2)折り鶴(3)被爆者援護募金(4)黙祷に取り組みました。

ミニイベントの写真

さとうきび畑を全員で合唱

 ミニイベントは「さとうきび畑」の合唱ではじまり、利根川房次氏の戦争体験の語り、「あじさいの会」による紙芝居(戦争反対の内容をおりこんだもの)、朗読(栗原繁子さんによる)が行われ、40名の市民が参加して成功しました。

 「サダコに届けて」と50羽が届けられるなど、折り鶴のコーナーではたくさんの市民の協力を得て700羽が折られました。「千羽鶴」にしてヒロシマに送ろうと新日本婦人の会などがいまがんばっています。

 被爆者援護募金には、市議会議長をはじめ多くの市民から14437円の善意が寄せられ12日に全額を埼玉県原爆被害者協議会に送り、13日に会の事務局から、関係者に対するお礼の電話をいただきました。

 9日の11時2分、長崎への原爆投下時刻に「過ちは二度と繰り返しませぬ」の固い誓いを込めて黙祷を行いました。「心の中で、私も黙祷しました」と声をかけてくれる方もいるなど、取り組み全体を通して市民参加、市民の平和への関心の高さを実感しました。

 自・公・保連立政権は秋の国会で有事法制を強行していく構えです。SAKADOピースウエーブは、日本を戦争に導く有事法制反対、憲法擁護の取り組みをいっそう強め、核兵器のない、平和で希望ある世界に向けて、市民と共に引き続きがんばりたいと思っています。

 なお2日間で、市長・議長をはじめ65名の市民が芳名録に記帳し、ヒロシマ・ナガサキからのアピール、有事法制反対署名には84筆が寄せられました。

 おわりに戦争展の成功のためにご協力いただいた各団体、市民の皆様に心からお礼を申しあげます。

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