消費税でタクシー需要減 生活破壊招く

日本共産党坂戸市議団 新さかど

19年11月12日

アベ政治にモノ申す(8)

 ウソ、偽装、隠ぺい、強権、爆買い…。今やアベ政治の代名詞。この政権は反対語を知りません。怒り、諭し、嘆く。どんなことでもアベ政治に腹の底からの声をぶつけるコーナーです。題して「アベ政治にモノ申す」。市民の生の声をお寄せください。

坂戸市芦山町 宮坂裕之さん

 私はタクシー乗務員として約10年働いています。二度の消費税増税の影響をまともに受け、売り上げは下降の一途です。

宮坂裕之さんさんの写真

 2014年の8%への増税で夜間の需要が激減し、未だに回復していません。それに加えて今回の10%への増税では、日中の通院のお客さんも減ってきています。常連の方に話を聞くと「年金は減るばかりで税金も上がったから通院回数を減らした」と言っていました。庶民は最低限の医療費まで切り詰めなければいけない状況に追い込まれていることを実感します。

 われわれ乗務員の給料は歩合制です。需要減がそのまま所得の減少に結びつき、元々の低賃金にさらに追い討ちをかけています。生活のため長時間労働を余儀なくされる乗務員が増えました。安心安全な移動や健康的な生活が、今回の消費税10%で徹底的に破壊されようとしています。

 増税を庶民に強いながら、自分の「サクラ」を税金で招いて桜を見るような安倍政権には怒りしかありません。

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