名護市長選の応援に沖縄へ

日本共産党坂戸市議団 新さかど

18年3月12日

 一地方都市の首長選挙になぜ全国的に注目があつまるのか。沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設が、日本の安全と憲法に大きくかかわっているからです。

 4年前の翁長雄志知事の選挙で初めて支援に行き、沖縄の選挙運動を肌身に感じてきました。

選対での写真

 選挙最終盤まで声を出し、政策を訴え、街のすみずみまでマイクをつかって訴えていくと、辻の角でじっと聞いている人や、窓から手を振る人、差し入れを持ってくる人など、4年前の県知事選挙は、がっちりと手を組んだまさに、「オール沖縄」の力強いものでした。

 今回もオール沖縄の闘いを目の当たりに体験出来るだろうと、投票日3日前の2月1日から3日まで、名護市の統一選対に登録し有志6人で支援に行きました。しかし、投票日3日前にして、様子はがらりと変わっていました。まず、「いなみねすすむ(稲嶺進)」の名前をメガホンで言うこともできず、立て看板も道路交通法違反で撤去されていました。

 相手候補の名前入りののぼり旗はそこらじゅうにあるのに、こちらは公職選挙法にしたがい、名前を出すのは候補者カーのみ。最終盤、公明党が推薦にまわると最大のボリュームで候補の名前を維新の会の宣伝カーといっしょに連呼です。稲嶺陣営は、まったくおとなしく普通にアナウンスです。

 辺野古の基地建設はわずかしか進んでいないのに、名護市民は国には逆らえないとあきらめている人が少なくありません。それより米軍再編交付金をもらうほうが得策だと相手側陣営は、切り込んでいました。この攻撃に徹底的に反論しきれないまま終わってしまったことが残念です。

 悔しい思いをしました。いろいろな教訓もあり、これからがますます大変になっていくという重圧感で帰途につきました。寄せられたカンパはすべて稲嶺陣営にお届けしました。ありがとうございました。

山田町 不破幸司

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