車いす使えるホールに!

日本共産党坂戸市議団 新さかど

18年3月6日

入西地域交流センターへの要望

 体に障害を持ち、電動車いすを使って行動している者からの訴えです。

段差の写真1:クリックすると大きくなります

 昨年12月9日に入西地域交流センターの多目的ホールで開催された「さかど音楽祭ウインターコンサート」に行ってきました。今回は移動支援を頼んでいません。1人です。初めて入る大ホールです。車いす利用者のスペースは無く、入り口を入った隅っこで観覧です。新しい施設なのにホールを設計した人は、車いす利用者の観覧スペースを確保しようとしなかったみたいです。

 今どきそんな発想のホールのためか、客席の最後の段差を踏み外し転倒する高齢のお客さんが2人もいました。普通、最前列の席の前には段差は無いのに、このホールにはあります。なんでこんな段差を作ったのだろうか?

段差の写真2:クリックすると大きくなります

 「300の可動式客席」がホールの売りみたいです。可動させるために座席の下を空洞にし、最前列の前にも段差を設けなければ、物理的に動かすことができません。普通は無い段差に高齢者は認知・対応できずに踏み外し転倒してしまうようです。

 坂戸ではありませんが、この種の施設で私は25年前に階段を2段踏み外し、大腿骨頸部骨折の大けがをしました。入西交流センターのホールは安全な施設とは言えず、放置すれば大けがをする人が出てくる可能性が大きい。考えてほしいものです。

 多目的トイレは広く大変綺麗でした。8組の親父バンドの演奏は楽しめました。

中富町 郡 哲造

郡 哲造(こおり・てつぞう)さん、63歳。生まれながらの脳性まひによる障害者。障害等級2級。外出は車を運転し、電動車いすで行動しています。ヘルパーさんと週2回、「サンテさかど」の温水プールに通っています。

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