市民参加へ一歩前進！

鈴木ともゆき議員

　これまで、学校跡地への市民参加について取り上げてきました。６月議会では、「跡地等利用方針の策定に当たり市民参加を進めていく」との答弁を得ました。９月議会ではその方策として「市民コメント」で実施する旨の答弁がありました。

　北坂戸中学校跡地利用では、市民参加を頑なに拒んできたこれまでの姿勢からすれば前進したといえます。しかしあくまで「跡地利用の方針」への市民参加であり、今後発生する公共施設跡地利用のガイドライン策定への市民参加です。現時点での個別の案件である北坂戸小学校や城山小学校跡地利用に対し、市民に意見を聞くというものではありませんでした。

　個別の跡地に対しても市民に意見を聞いたうえで跡地利用の方針決定を行なうべきだと求めました。

　９月議会では、「地域ニーズを踏まえた利用も極めて重要な要素となることから、地域や跡施設の個別の事情など十分斟酌すべきであり、地域の参画手段も考慮していきたい」との答弁。これまで認めてこなかった地域の意見や参画に対して、一歩踏み込んだ答弁を引き出しました。

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