トップ 市議団 ニュース 予定 リンク サイトマップ

一本橋周辺の豪雨対策について

あらい文雄議員の市政一般質問

15年11月8日

あらい文雄議員

 7月16日の台風11号による豪雨で、一級河川谷治川に架かる県道上伊草坂戸線の一本橋付近が浸水し、長期にわたり車両通行止めになりました。台風当日の現状と今後の対策などについて質しました。

平時の谷治川の写真:クリックすると大きくなります
(写真をクリックすると大きくなります)

 台風11号では坂戸市内でも長時間はわたり豪雨が続き、谷治川の未整備箇所から溢水し、県道の一本橋付近が冠水しました。市では宅地の浸水対策として道路上に土嚢を設置し、県道を管理する飯能県土整備事務所が通行止めの注意喚起の措置を実施。今後は県道上伊草坂戸線の整備、県道に架かる一本橋の架け替え、谷治川改修の早急な整備が必要との答弁でした。

石井鬼橋調整池の写真:クリックすると大きくなります
(写真をクリックすると大きくなります)

 県道上伊草坂戸線の拡幅及び谷治川に架かる一本橋の架け替えが解決策なので、今後の整備の見通しについて質しました。

 市は、県道整備は昨年度、一本橋手前まで(坂戸方面より)が完了。一本橋架け替えを含め、県の事業として、塚越交差点までの工事に向け、用地取得などの事務を進めているとの答弁でした。

調整池の案内板の写真:クリックすると大きくなります
(写真をクリックすると大きくなります)

 また、当面の浸水被害を軽減させる対策について質したところ、県は一本橋の現況河道に流下能力を確保する方策も検討、市では早期実施に向け県に働きかけて行きたいとの答えでした。

調整池の写真:クリックすると大きくなります
(写真をクリックすると大きくなります)

 石井区画整理地内の石井鬼橋調整池は、台風11号で早朝7時には水位が満水になり、周辺住民から心配の声が寄せられました。市民に対しての周知を質したところ、市は、機能、水位の上昇理由等、回覧や看板設置などで今後周知していくとのことでした。

農地に草木が生い茂る耕作放棄地・遊休農地について

【質問】 2010年(平成22年)の日本の耕作放棄地面積は約40万ヘクタールあり、この面積は埼玉県(約38万ヘクタール)の全面積に匹敵、埼玉県でもここ10年で2倍近くの増加と言います。

 農業従事者の高齢化の進行や後継者不足、TPP(環太平洋経済連携協定)などで、経営が難しい・成り立たないなど農業を取り巻く環境は悪くなるばかり、本市も例外でなく、耕作放棄地や遊休農地が増加傾向と考えます。

 農地に草木が生い茂り、農耕者や人の往来ができない道路や隣接地では、日常生活に支障を来たす現象も発生しています。耕作放棄地、遊休農地の現状と解消に向けた対策について質問します。

往来ができない道路の写真:クリックすると大きくなります
(写真をクリックすると大きくなります)

【答弁】 作付けがされない農地が年々増加している。平成25年の農地法改正により、耕作放棄地対策が強化された。

 農業委員会は年1回、全農地について、利用調査を行ない、遊休農地及び遊休化のおそれがある農地に対し、農業利用を指導、改善が見られない遊休農地については、「利用意向調査」を実施し、貸付希望があった農地には貸付協議の申し入れを行なう。

【質問】 農地に草木が生い茂り日常生活に支障を来たす現象も発生していることについて、農業委員会の日常的な指導についてはどのように行われているのか。

【答弁】 隣接地の耕作に影響するばかりか、車等の通行に支障を来たすこともある。農業委員会では、広報や農委だよりにより農地の適正管理を広くPRするとともに、農地パトロールを実施し、草刈り等の指導を行なっている。

 指導に応じてもらえず雑草等が繁茂し、市民から苦情があった場合は、所有者に対し、適正管理の指導をしているが、改善がなされず車等の通行や害虫等の発生により、日常生活に支障を来す影響が大きい場合、関係各課と連携し、対応している。

前に戻る

トップ 市議団 ニュース 予定 リンク サイトマップ