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ボートピア、住民の力が断念させる!

あらい議員の市政一般質問で明らかに

09/03/14

建設計画の情報をもとに

 私たちに、ボートピア(競艇の場外舟券売り場)建設が、塚越の「ソニーボンソン跡地」に、住民などに内密に進められているという情報が入ったのは1月下旬でした。

 それから調査を開始し、「取り扱い注意」と書かれた2種類(カラーで27ページ)の資料を入手し、2月19日には、チラシで計画の概略について、地元住民の皆さんにお知らせし、21日(土)に、地元住民の皆さん20人で勉強会を行ない「考える会」が発足しました。

 チラシは塚越・石井地区をはじめ市内各地に配布し、駅頭でも配布しました。

チラシを見て、たくさんの怒りの声が

 ギャンブル場建設のチラシを見た方々からは、「とんでもない事だ、絶対に認められない」「坂戸市はギャンブルの街になってしまう」「市はどのように考えているのか」「ぜひ、がんばって中止させてください」「署名を取るのなら協力する」「知らせてくれたありがとう。地元の4人の議員が先導とは驚いた」等々、大きな怒りの反応が寄せられました。

 そして、2月下旬に入り「どうも中止の方向を出したようだ」との情報も寄せられました。

 しかし、水面下で進められた計画。正式な情報ではなく、開会中の市議会の一般質問で明らかにすることにななりました。

国土交通省の設置の許可3条件

(1点でも欠けると作ることができません)

  • 周辺地元自治会の同意
  • 市議会が反対の議決をしていないこと
  • 坂戸市長の同意

 3月10日(火)の市議会市政一般質問で、日本共産党坂戸市議団あらい文雄議員が、この計画の経過や坂戸市としての対応、今後の市の考えなどについて質し、次の事が明らかになりました。

市長は答弁せず副市長が答弁

【質問】 これまでの経過と坂戸市の対応は?

【答弁】 坂戸市には1月27日に業者((株)トータルレジャー開発)から文書による計画が伝えられる(しかし、再度の質問で非公式には昨年10月に話があったことも明らかになる)。

1月29日、業者が準備するバスで「ボートピア岡部」を視察に行く。地元勝呂の4議員と業者、副市長の指示で職員2名が同行する。地域の自治会長・区長、含め総勢20人弱が参加。

2月25日に業者が坂戸市に、文書で現時点では困難と断念の申し出あり(経済状況の悪化で現時点で土地の取得困難)。

【質問】 市が検討も始めないのに、民間業者のバスでの視察は軽率ではないか?

【答弁】 特に問題がない。

【質問】 ソニー跡地の周辺は住宅地や工業団地なので難しいと業者に伝えたのか。

【答弁】 業者には特に説明はしていない。

【質問】 今後の市の見解は?

【答弁】 地元の意向、市民の意向、そして議会の意見を聞く。

【質問】 教育長の見解は?

【答弁】 種々の意見があるが、具体的な内容を理解していないので、見解は難しい。

あらい議員の感想

 伊利市長は一切答弁せず、すべて中島副市長が答弁、教育長も副市長も住宅地の中に巨大ギャンブル施設の建設に他人事のような答弁に終始し、見解は示されませんでした。

 地元の議員は賛成なのか? 反対なのか? 住民や市会議員がしっかりしないと坂戸市が大変なことになる事がハッキリした議会でした。

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