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塚越にボートピア!

ひそかに競艇「場外舟券売り場」計画

09/02/28(03/02追加)

「ボートピア」って何なの?

 聞きなれない名前ですが、競艇(モーターボート競争)の場外「舟券売り場」のことです。

ボートピア岡部の写真:クリックすると大きくなります
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 埼玉県内では、「戸田競艇場」がありますが、全国の競艇場のレースをリアルタイムで放映し、勝舟投票券の発売と払い戻しを行なう施設です。

 当然夜間のレースも行なわれます。全ての全国のビッグレースに対応しています。全国では33ヵ所あり、競艇場は24ヵ所あるそうです。(日本財団ボートピアって何?

 実は、1月下旬に日本共産党坂戸市委員会に匿名の電話がありました。「まさか!」と思いましたが、調査をした結果「ボートピア・舟券売場」計画は事実だったのです。

 そして、坂戸市当局との協議や地元のあいさつ回り、議会対策、行政協定などのスケジュールも決められています。水面下で内密に計画が進められていたようです。この事実を、皆さんはどのように思いますか。

ボートピア岡部の全景の写真:クリックすると大きくなります
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皆さんと一緒に考えるボートピア勉強会

 計画の概要が分かったことにより、2月21日(土)18時から、坂戸コミュニティーセンター2階で「ボートピア」の勉強会を開きました。

 地元の人を含め20人を超える参加で、「ボートピア」ができたら地域はどう変わるのか、できた地域はどんな問題が出ているのか話し合いました。

 「ボートピアを考える会」(仮称)を立ち上げ、坂戸市にボートピアが必要なのか、問題点を地域の皆さんに知らせていくこと、また、情報を集めて今後の対策を話し合って行くことなどを確認しました。

 皆さんのご意見をお寄せください。


坂戸市におけるボートピア事業推進説明資料

「取扱い注意」のゴム印有り(平成21年1月22日付資料より抜粋)

「ボートピア」の概要
建設場所
坂戸市大字塚越1300番地(元ソニーボンソン跡地)
敷地条件
面積約3万平方メートル(9200坪)
施設
延床面積約7,640平方メートル(約2300坪)
1階はテナント、2階にボートピア
駐車場
870台
駐輪場
200台
位置

 北坂戸、若葉駅から約2km、坂戸駅から2.5kmの位置

周辺施設

計画地から半径2Km圏内の文教、医療施設は、幼稚園2園、小学校4校(内鶴ヶ島1校)、中学校2校、高校1校、大学1校、特別支援校(県立坂戸ろう学校)、医療関係16施設

一日の利用者、約1,400名

 開催日は年間350日。来場者は毎日1400人。交通手段は、坂戸駅からのシャトルバス2割、自動車8割と想定。よって、一人1台としての自動車台数は1日あたり1,120台。但し、ピーク時を30%増と見込みとした場合、1日あたり1,456台(1時間あたり332台?)。駐車場870台(増やす計画も?)

駐車場の写真:クリックすると大きくなります
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事業スケジュール

 スケジュールによれば、この数ヵ月は極めて重要な時期です。

ボートピアの設立手順

【第1ステップ】地元協議会の設立

  • ボートピアの設置に際しては、国土交通省の指導に基づき、地元自治会・町内会の同意(塚越下宿、石井元宿第1区、石井元宿第2区、栄の4自治体)を必要とする。
  • 地元同意を含めて、地元住民の主体的な推進組織として協議会を設立する。
  • メンバー構成は、4自治体の代表、有権者、商店街連盟、商工会、施設会社を想定。

【第2ステップ】地元同意の取り付け

  • 4自治会の総会を開催し、議決による合意確認。

【第3ステップ】関係者の合意形成・調整

  • 坂戸市長の同意
  • 施行者(地方自治体)と坂戸市で行政協定の締結。
  • 施行者と管轄警察(県警と西入間署)との間での交通・防犯等に関する協議

【第4ステップ】国土交通省の許可

  • 一連の手続きや調整等を踏まえた国土交通省の許可

【第5ステップ】建設工事の着工

  • 国土交通省の許可を得た後、ボートピアの建設工事の着工

売上予測

 年間73億円の売り上げ? 市に7300万円の収入?

  • 坂戸市でボートピア事業を展開した場合、年間約73億円の売り上げが推計されます。
  • 開催施行者から自治体に対して、売上の1.0%を限度として「環境整備費」が支払われることから、坂戸市には自由な財源として年間約7300万円の収入が想定されます。

自治会会館の写真:クリックすると大きくなります
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ボートピア岡部の概要

 深谷市にあるボートピア岡部は、2001年12月13日にオープン。2005年5月から昼間開催の競争(モーターボートレース)とナイター競争の2場の併売を行なっている。

 昼間開催の競争については、戸田競艇場で競争が行なわれている時と場外発売をしている場合には、その競争の舟券を販売している。

 戸田競艇場が休みの時には、主に全国のGI競争等の発売をしている。

 ナイター競争については通常は桐生競艇場、桐生が昼間開催になる冬季には蒲郡競艇場の発売が多い。

 戸田競艇場開催の競争以外については独自の出走表を作成している。

 周辺市外から自家用車で舟券を買いに来る人が多く、2004年5月には建物側に大型駐車場を新設している。

 2006年5月2日より早朝外向発売所を新設し、昼間開催を含む発売時は午前7時より、ナイター競争開催のみの発売時は正午より発売している。

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