トップ
政策
ニュース
市議団
予定
リンク

坂戸駅南北自由通路、橋上駅舎の

建設総事業費30億円!

07/04/16

 坂戸駅の南北自由通路、エレベーター、エスカレーターの設置は住民の強い願いであり、日本共産党坂戸市議団も一般質問で取り上げてきました。

駅舎の完成予想図

 1月1日付けの広報さかどに3種類の駅舎の完成予想図が載りどれが良いかを市民に問いました。そして、事業費として約30億円という説明もありました。市民の中には30億円もかける必要があるのかという声があったことも事実です。

B案のレンガ調に工期4年

 結局B案のレンガ造りの駅舎がもっとも多くの「票」を得て決定され、この3月議会には、南北自由通路の事業費が計上されました。ここでは、その全体像と、特に財源構成、市議団の総括質疑、討論などについてお知らせします。

 坂戸駅舎の概要は、橋上駅舎、鉄骨造2階建で駅舎、自由通路、店舗スペース(橋上部分で700平方メートル内、100平方メートル程度の公共施設あり)の構成で、東上線と越生線をまたぐ構造です。建設面積は約2900平方メートルです。

 エレベーターとエスカレーター(南北側には下りもある)各4基、トイレは3ヵ所です。

総事業費30億円、東武鉄道に応分の負担を

 総事業費29億7000万円で、その内訳ですが、南北自由通路16億4000万円、橋上駅舎に13億3000万円で国庫補助金は総事業費の約40%です。

 また、エレベーター、トイレは「バリアフリー施設」として、国、鉄道事業者がそれぞれ3分の1、市と県が6分の1の負担です。

 当然、店舗スペース(600平方メートル)は全額鉄道事業者の負担となります。そして、橋上駅舎(13億3000万円・国庫補助約40%)に対する鉄道事業者の負担は、今後「応分の負担」を求めていくとしています。

 執行部の説明では、現在使われている駅舎であり、利用者への利便・安全を確保しながらの工事となるので、どうしても事業費は高目にならざるを得ないとしています。総括質疑や討論では、橋上駅舎の東武負担の確保、また、自由通路の幅員(8メートル程度)が、東武側要望による店舗スペース確保のために当初計画より広がらざるを得なかったとすれば、全額市負担ではなく、応分の負担を東武側へ求めていくべきであることを指摘しました。

 日本共産党坂戸市議団は、坂戸駅舎の論議にあたり「羽生市駅舎」「上尾市駅舎」「東松山市・駅前広場整備事業」また、古くは「高坂駅」についても調査を行ないました。今後「議会報告」などで紹介していく考えです。工事期間は2007年(平成19年)〜2010年(平成22年)です。

前に戻る

トップ
政策
ニュース
市議団
予定
リンク