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農業体験農園、一石三丁の効果!

日本共産党坂戸市議団研修視察

07/02/16

あらい文雄議員

 1月23日(火)、日本共産党坂戸市議団の研修視察が行なわれました。

 今回の研修は「ねりまの農園事業」について、東京・練馬区役所にて「市民農園・区民農園・農業体験農園」に関して行ないました。

市民農園を歩いている写真:クリックすると大きくなります
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 説明では、練馬区の農地面積は、東京23区内で最も広く、野菜や花(稲作は無し)などを供給しているが、農地は年々減少し、5年間で約40ha、10%も減っている。こうした一方では、練馬区民が都市生活の中で土に親しみ収穫の喜びを味わいたいという希望も強く、健康でゆとりある市民生活に資するとともに、良好な都市環境の形成と農地の保全を図る目的で農園事業を展開している。

区民農園

 区民農園は、1区画・約15平方メートルで、水道・共同農具庫・トイレ・ベンチなどの設備あり。

市民農園

 市民農園は、1区画・約30uで、水道・農機具・クラブハウス(トイレ、休憩室、更衣室、調理室)などの設備があり、他に、車いす利用者優先区画および車いす利用者駐車場あります。

クラブハウスの人形の写真:クリックすると大きくなります
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 練馬区の市民及び区民農園は、坂戸市の市民農園(4ヵ所)、市民ふれあい農園(片柳)とほぼ同様の運営方法で行なわれています。

農業体験農園

 今回の研修の中心である農家が経営する農業体験農園は、農家の指導のもと野菜作りを体験するもので、野菜作りの経験のない初心者にも喜ばれています。

体験農園数
11園
区画数
1217区画
面積
4万6362u
本年4月から1園開設(70区画)の予定

農業体験農園の定義

 農業体験農園とは、農地を区画貸しする一般の市民農園とは全く異なり、農地所有者等自ら経営する農業の一環として、都市住民等に幾つかの連続した農作業を体験させるもので、経営の主体が農地所有者にあることが明確である市民体験型の農園をいう。

農園からのお知らせの写真:クリックすると大きくなります
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区民の収穫の喜び・農業経営の継続・
都市内の緑の確保、一石三丁の効果!

農業体験農園の制度

 一区画の大きさは、30平方メートル、利用者は農家の指揮に従い、様々な野菜の講習を受け、収穫までの農作業を実体験する形式で、畝ごとに作る野菜が違い年間十種類前後が収穫でき、利用者は作物の栽培について学び、収穫した作物はすべて利用者が自家用に使います。

農業体験農園の写真:クリックすると大きくなります
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 利用料は年間3万1千円(指導料、野菜種・苗・農具などは園主が用意する)

 農園主には、1区画当り練馬区が1万円補助をする為、利用料と合わせ4万1千円が収入となる。

 10a(1反)では、約30区画になり123万円が農園主に支払われ、その中から野菜種・苗・農具などを園主が支出する。

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